
よく考えたら、私がライブレポなどという立派なものを書くのは無理なので、ただ会場でいろいろ見て感じたことを書こうと思う。ディルのパフォーマンスは、私には「最高すぎてびっくりしたよ~。」としか言いようがなく、どうだったと言える立場でもない。ディルのファンになったばかりで、もちろん彼らのライブは初体験。でも、期待を遥かに超えていたし、あのアメリカ人群集の全体的な感動や興奮ぶりは、正直日本人として嬉しかった。
実際の人気の程が分からないので何時から並ぶかも分からなくて、開場1時間前に行って、やたら若い連中と並んだ。年齢層が低い...。バンドのメンバーはもう三十路だというのに、彼らはどうみても高校生たちだ。ロック系、パンク系、アニメ系、ゴス系とか並んでいた。モヒカンもいたし、メタル好きそうなおっさんもいる。面白いことに、保護者もいた。日本語が入った服が目に付く。(微妙に間違ってるけど。)やはり日本語でJROCKを聞くだけあって、日本が好きそうな連中が多い。足を踏まれたら、日本語で「スミマセン。」と言って誤って来た。可愛い。^^ 目の周りを下手に大きく黒く塗ってるやつらが集団で登場。ちょっ、なんかちょっと古いような...やっぱりやめてくれ~。(そういえば、一週間前はハロウィーンだったなあ。)やっぱりアトランタは田舎っぽいのかな~?

会場は狭かった。どこに座ろうが、京の鼻の穴まで見えそうだ。最前列の連中には前日から並んでいた人もいるらしい。だがこれならフロアと座席を行ったりきたりできるくらい余裕だ。満席ではなかった。やはりこの街は建物が多いだけで、文化的に田舎だから仕方ない。自分としては好都合だったが、バンドはどんな気持ちだったろう。私はアメリカとか関係なしに、こんなにいいライブに席が余るなんて、なんてもったいないことだと思った。それから、ライブ中の携帯による撮影が最悪の数だった。フロアだけ数えても、ざっと30人は撮影していた。目の前携帯だらけじゃやりにくいだろうに...。Atlanta sucks! 懲りずに戻ってきてほしい。
前座のHuman Abstractの一曲目はバラードで、歌めちゃくちゃ上手いなあと思っていたら、やっぱりボーカルがまだ青くて、後半聞いているのが苦痛になり、前座がとても長く感じた。改めて京がいかに上手いかを感じることができたのは良かったけど。
最初の曲からCrowd Surfingをする奴がいて、そいつのせいで京が見えにくかったりした。My Spaceのメッセージを読んでいたら、「最初にそれをやったら警告なしに追い出されてもう入れてくれなかったから今度からはCenter Stageでやらないでくれ。」と書き込んでいた。ちょっと可愛そうな気もする。
京は最初から凄いカリスマぶりで、時々客を鋭い目で見下ろしては、言葉を使うことなく、その圧倒的存在感と手の動きだけで客を煽った。彼の一挙一動に観客が反応して、彼はそれを上手くコントロールしている。なんてプロなんだろう!!会場はあっという間に熱くなって、前座では上げなかった手を下ろさなかった。歓声も凄い。
激しい曲では、近くの男たちがMoshを始めた。こっちはバンドが見たいから、うざくてしょうがない。ぶつかってきて危いと思ってたら、私たちの隣に立っていた優しい男の子が、来た奴を全員跳ね返してくれた。
最初の「OBSCURE」から物凄いパワフルなライブ。途中、静かな曲や京の叫び声、唸り声が3分くらい続く場面もあった。どれをとっても強烈で、強い印象を残す。
アメリカならではと思ったのは、言葉かな。「Grief」という曲は”F**k”の大合唱で、跳ね上がる観客たちは本当に幸せそうだった。「Maggots」の”I’ll rape your daughter on you grave!”も大合唱だった(笑)。そりゃ楽しいわ。こうやってずっと合唱してたら、きっと京の英語の発音がよくなる。^^;
「TOGURO」は初めて聞く曲だった。京のくねくねとした手の動きと「あ、あああ、あああ~」がたまらない。ちょうどよい映像をファンが撮ってあったのでどうぞ。ついでに、お気に入りに入れたファンによる動画をご紹介。(リンクをクリック)「UROBOROS」の凱歌」、京のソロ、「GRIEF」の合唱、「Maggots」の合唱、「稜辱の雨」
日本のファンたちは、団結心が凄そうで、バンドにとても従順なイメージがある。きっとお客の態度やマナーやノリなど、アメリカとは大きく違っているに違いない。バンドはそんな点がどれだけ気になるのだろうか。文化の違いと割り切れるのか。日本だけやり方が違ってていいのか。私の印象でも、日本の若者とアメリカ人の若者はいろんな面で違っていて、同じルールが通用しない。アメリカは、銃がどこにでもある恐ろしい国だ。バンドのメンバーがファンと喧嘩して殺された事件だってある。野外フェスのCrowd Surfingで9人死んだことだってある。
あ、ライブが終わってから薫とShinyaがアルバムをサインしてくれてました。恥ずかしくて「応援してます。」しか言えなかった。薫は思ったより小柄で細くて、Shinyaは細くて背が高かった。あんな細い体でどうしてあんなに激しくドラムがたたけるのだろう。薫カッコいい人だ。尊敬する。
長文ですみません。最後まで読んでくれてありがとう。また追記していきます。
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